どんな効果があるの?
アントシアニンとは、ブルーベリーやナスなどに含まれるポリフェノールの一種で、青紫色の天然色素で植物が紫外線から実(身)を守るために蓄える成分だそうです。最近では視力回復や眼精疲労を予防する効果があること脚光を浴びてサプリメントなどに利用されています。ガーデンハックルベリーはそのアントシアニンを豊富に含んだ希少果実なんです。
その効果は様々なサイトで取り上げられており、私なりにまとめてみると
1. 眼精疲労の回復に効果がある
目の網膜に含まれるロドプシン(rhodopsin)というたんぱく質に光が当ると分解され物を見ることができるらしいのですが、分解されたロドプシンは人間の場合は約30分かけて再度ロドプシンに合成されるそうです。しかし目を長時間目酷使するとロドプシンの再合成が間に合わなくなり、目がかすむ、ショボショボするなどの眼精疲労の症状が出てくるそうです。
アントシアニンは、このロドプシンの再合成を促進する働きをもつので眼精疲労の回復に効果があるみたいです。
2. ピントフリーズに効果がある
長時間パソコンやスマホの画面などを見続けることでピントを合わせる仕事を行う毛様体筋が緊張状態になり血流が悪くなって急に遠くにあるものを見ようとするとピントが合わず、かすんで見えづらいというピントフリーズ現象が起きてしまいますが、アントシアニンにはこの毛様体筋の血行を良くする効果があるそうです。
3. 白内障や緑内障の進行を緩やかにする効果がある
アントシアニンには活性酸素を抑制する強い抗酸化力を持っています。
4. メタボリックシンドロームの予防
アントシアニンには内臓脂肪の蓄積を抑える効果があります。
5. 老化予防と美容に効果
アントシアニンには強い抗酸化力があるため、老化現象に大きく関係する活性酸素の生成を抑制する。また、コラーゲンを安定させる効果があるとされています。その他、強力な抗酸化作用は、ガンや脳卒中、心筋梗塞、肝臓障害を抑えると言われています。
6. 抗炎症作用、抗潰瘍作用
アントシアニンには局部の血行を高め、潰瘍などの粘膜の欠損を埋める抗潰瘍作用があるとされています。また、アントシアニンには炎症を押さえる働きも確認されており、その強さはアスピリンの10倍もの効果がありながら、胃に負担がかからないという、大変優秀な能力を持っているようです。